公開日 2008年09月24日
ガレットと伊勢茶を堪能し、塩キャラメルアイスで一息ついたら、カフェの先と進もう。
雑貨コーナーから2階へあがることができる。 まずカフェがあり、そして雑貨コーナーがあり、その上に、もうひとつのコーナーがある。 スクールである。 |
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なんとモンキーカフェの2階は、さまざまなスクールとイベントが開催されるフリースペースになっていた。 ・BABY&MOTHERヨガ教室 などなどがすでに行われ、地元のお客さんに好評だという。 |
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教室がない時間はキッズルームに。 しかし階段等があるので、あくまで各自の責任で。 |
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2階からカフェが見下ろせる | これならお母さんも安心 | |||
お母さんたちにヨガなどのレッスンを楽しんでいただいて、そのまま友人たちとカフェでひと休み。 女性、とくにママを意識した空間である。 |
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そして更にカフェの先へと進む。 まだまだここには謎があるようだ。 1階の奥には、これまでとずいぶん雰囲気の違う事務所が・・・・。 |
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事務所には建築用の模型が置かれている。
そう、こちらは住宅デザインのオフィスで、スーパーモンキープロジェクトの中心的部署なのである。 |
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こちらが、スーパーモンキープロジェクト社長の尾崎ヒロシさん(40歳)。 企画推進、プロデュースのリーダーである。 これまでにないもの、そしてトータルのデザイン性にこだわり、カフェ、雑貨、スクールまでをプロデュースした。 |
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カフェ、雑貨、スクールの運営は、基本的に妻のユミコさんにまかせ、尾崎さんは住宅デザインのプロデュースが仕事の中心。 | ||||
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こちらがスーパーモンキープロジェクトがプロデュースした一例。 個人の住宅だけでなく、店舗や病院の施設まで幅広くプロデュースしている。 |
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カフェ奥のミーティングルームで尾崎さんにお話を聞いた。 | ||||
――尾崎さんの経歴を教えてください。
尾崎「私はゼネコンに9年いたんですよ。東京、名古屋、大阪・・・学生時代を含めていろなところをまわりました」
――こちらの出身ですよね。 尾崎「ええ。リターン組です。10年ほど前になりますが・・・。実はこの店は、工務店をやっていた父の作業場だったんですよ。そこをお金じゃなくてアイデアと体力をかけてこのように改装したんです」 ――肩書きに社長ではなく、プロデューサーとありますが・・・。 尾崎「三重に戻ってきて思ったんですが、ここには素晴らしいものが沢山ある。でもそれがうまく生かされていない。それらを生かすのは、企画力とプロデュース能力です。私はこれまでの経験を生かして、この地でプロデューサーとしてやっていきたいんです」 ――でもプロデューサーってわかりにくい肩書きですよね? 尾崎「確かに(笑)。でも簡単にいえば、プランナーやブレーンのアイデアをまとめて、それを形にする人間のことだと思ってます。あと、雑用係という仕事も多いですけど(笑)」 ――こちらのお店は、プロデューサーとしての尾崎さんの実験の場なのでしょうか。 尾崎「そういう一面もあります。でも、私はフランスでガレットを食べて、こんなおいしいものがあるのか、と。これをぜひ食べられるお店をつくりたいな、と。 それに三重にはまだガレットのお店はないから、話題になるかな、と(笑)」 ――まさにプロデューサー的な発想ですね(笑)。今後の展開はどう考えているのですか? 尾崎「もっともっとプロデュースできるジャンルの幅を広げていきたいと思っています。住宅というのは、基本的に生活のすべてを包括しますから、そのすべてのプロデュースにかかわっていきたい・・・・と思っています」 尾崎さんは貪欲になにかを取り込もうとしている、そして新しいものをどんどん生み出そうとしている・・・そんな熱い人物に見えました。 みなさんもぜひ一度、モンキーカフェにいってみませんか。 |
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